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shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

優秀な先生の海外流出

昨日、以前お世話になったことのある先生がTwitter上で海外の大学に転籍すると公表した。

 

一連の投稿はリツイートなどを通して拡散し、僕の元にも届いた。事前に聞いていたとはいえ、教育に研究にとても熱心な先生という印象があったので、なんだかさみしい気持ちになった。

 

 

先生は確か35歳ぐらいだったと思う。海外でドクターを取得して日本の国立大学で働いている。

 

若手教員の中でも優秀だという評判を聞いたことがあった。海外でドクターを取得するような優秀な研究者は、日本に帰らずに海外の大学に在籍していると聞く。せっかく日本に帰ってきても、今回のように海外に流出していく例も後を絶たないようだ。

 

ただでさえ若手研究者のポストが少ないと言われている。そのポストに就くような厳しい競争を勝ち抜いた先生たちが、オファーにより海外の大学に流出する。

 

その先生に一度、こんな質問をしたことがあった。

 

「〇〇大学(転任先)の学生は日本で働くことに興味を持っているんですか?」

 

先生曰く、どうやら興味はあるらしい。日本はまだ魅力的な国として認識されているそうだ。ただ、英語が通じないから日本で働きたくても働けないという悩みを持っているとのことだった。

 

このままでは優秀な人材を呼び込むこともできず、国外流出も止められずという事態になりかねない。

 

海外から人を呼び込むことも重要だが、国内の優秀な若手を流出させないような施策も同時に必要だということを改めて感じた。