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shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

「採用学」読了。

先日のエントリーでも書きましたが、「採用学」著者の服部先生の講演に行ってきました。実際に講演を聞いてから、やはり本が読みたくなったので、早速読んでみました。本を読んでから講演に行けよって話なのですが。。。

(先日のエントリーはこちら↓)

shinround.hatenablog.com

 

 服部先生は「採用学」という新たな分野を切り開こうとしている、若手の研究者です。本の中でしきりに書かれていましたが、「採用学」の目的は、企業の採用活動から「ロジック(論理)」と「エビデンス(根拠)」を発見し、混沌とした採用活動の効率化を目指そうというものです。

 

日本の採用活動を科学的な手法に変えるという点で、とても共感しました。僕も服部先生とは異なった独自の視点でアプローチを試みていますし、いずれどこかでお会いしてアドバイスを頂きたいなと思った次第です。

 

実は、今回この本を読んで僕が一番心に刺さった部分は「採用学」そのものではなく、「あとがき」や第6章から読み取れる、服部先生が感じているであろう現状に対するやるせなさでした。

 

研究と実践の隔たりに対するやるせなさ、それが採用活動に如実に現れているということ、研究者に対する危機感、実践現場に対する危機感。。。

 

特に「プラグマティズム」や「目的の転移」という言葉で書かれたあの部分は、僕が普段感じているぼんやりした感情を分かりやすく書いてくれていました。

 

そしてそれらを「採用学」という実践的な学問を通じて解決しようとする覚悟のようなものが読み取れました。

 

このやるせなさについて僕はとても共感しますし、民間の立場から学問と実践の隔たりをなくそうとする者として、影ながら応援したいと思います。

 

そして、自分自身も研究者の知見を借りて経営戦略を考えられるように努力したいと思った次第です。

 

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