shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

大学教育と高校までの教育の違い

先日東京学芸大学の先生と話をしていた時のこと。大学教育と高校までの教育の違いを端的に教えてもらいました。

 東京学芸大学の学生は、半数以上が教員になるということもあり、この教育の違いを一番身に染みて感じているのではないかと思います。

 

大学教育と高校までの教育の一番の違いは、答えのある教育をするかしないかだということでした。確かに今振り返ってみると、高校までの教育は最後に答えを求められていました。受験勉強なんてまさにそう。

 

一方、大学教育はそうではありません。未知の領域に踏み込み、自ら課題を設定し、新しい事実を解明していくという一連のプロセスを実施するのが大学教育です。

 

僕のような新卒採用に関わる仕事をしている企業人は、この大学教育の本質を正確に理解した上で採用活動をするということが非常に重要だと痛感しました。

 

答えのない時代を生き抜く能力が重要だと言われて久しいですが、日本ではいまだそのような人材の輩出が難しいと言われています。

 

その原因の一つが、大学教育を軽視する社会の風潮にあると最近強く思うようになりました。そして、我々新卒採用に関わる人間が、大学教育を軽視した採用活動を実施することで、その風潮に拍車をかけていることは間違いありません。

 

僕はこの現状を変えるために何ができるのか。何をすべきなのか。それを考え続け、実行していこうと思います。