shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

徐々に注目されつつある「eポートフォリオ」とは

今日、東京学芸大学に行ってきました。「eポートフォリオ」の第一人者、森本先生に会うためです。とても気さくな方で色んな事を教えてくれました。

 

「eポートフォリオ」の仕組みを就職活動に活用できないか、相談にのって頂きました。

 

eポートフォリオとは

eポートフォリオとは、「教育の質向上」「質保証」の観点から、学習内容の保存と効果的な学習行動を促すために作られたシステムのことを指し、大学での導入が進んでいます。ゼミのレポートや卒業論文、課外活動など、学生の「学び」に関する記録を集め、それに対して自己や第三者が評価し、更なる学習を促すことで、継続的な学びと成長を実現させようとするものです。

eポートフォリオの活用状況

大学での導入に加え、小学校や中学校でも導入は進んでいます。しかし、eポートフォリオは導入するだけでなく、主な利用者である学生が積極的に使いこなすようになって初めて意味がある仕組みです。その意味では定着しているとは言い難く、その活用が大きな課題となっています。

海外でも状況は同じようです。教育の質向上」「質保証」という意味では、平均的な教育レベルは日本の方が高いと言えますし、日本より進んでいるとは言えない状況のようです。

ただし、就職活動における利用状況については海外、特にアメリカでは利用が進んでおり、複数のサービスが存在するようです。

今後の課題

就職&採用活動での利用を広めようとした場合、以下の2点がハードルになるように思います。これらをどう乗り越えていくかが重要なポイントです。

①学生が利用したいと思うような動機づけ

利用が進んでいない多くの学校と同じように、学生に積極的に使いたいと思わせるための設計が非常に難しいと思います。「企業の採用基準になる」という外発的動機づけも重要だと思いますが、そのほかにも複数の動機づけをしていく必要がありそうです。

②実効性のある記録内容

企業の採用基準になり得る項目をいかに並べるかということが重要です。また、それが学生にとって記録しやすい内容、様式でないといけません。従来の履歴書やエントリーシートに代わる実効性のある記録内容が求められます。

 

 

今日1時間話を聞いただけでもたくさんのハードルを見つけました。ただ、実現できた時の効果は非常に高いものがあるので、実現に向けて動いていきたいと思います。