shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

STEM教育とは

 最近少しずつ耳にするようになった「STEM教育」という言葉、知っていますか?

 

 

STEM教育の定義

 「STEM」とは、「Science(科学)」、「Technology(技術)」、「Engineering (工学)」、「Mathematics(数学)」の頭文字を取った造語です。

 

これらの科目を学ぶ人材を増やしたり、学びの場を重点的に提供しようとする教育が「STEM教育」。アメリカやシンガポールなど一部の国々で注目されている教育で、アメリカでは「STEM教育」のための予算や教育の数値目標まであります。

 

なぜ「STEM教育」が重要視されているかというと、頭文字で表される分野が、科学技術の発展と切り離すことのできない存在だから。特に技術立国を目指す国々はかなり重点的に教育をしているようです。

 

日本の「STEM教育」の実情

アメリカやシンガポールなど海外では注目されているようですが、日本ではどうなのか。プログラミングの必須化などが議論されているように、日本でもSTEM科目に力を入れようとしています。ただ、海外に比べると遅れているようです。そんな中でSTEM教育を実施している教育機関はというと・・・

 

  • STEM教育研究センター

www.stem-edulab.org

 

  • 玉川ロボットチャレンジプロジェクト

TRCP-玉川ロボットチャレンジプロジェクト

 

  • ステモン

www.stemon.net

 

インターネットで検索すると、この3つが出てきました。本格的な教育機関は一番上の埼玉大学のSTEM教育研究センターでしょうか。

 

また、そもそも「STEM」に興味のある人材が他の科目と比べて少ないという問題もあります。

www.asahi.com

 

就職状況が良くなると文系に進む学生が多いというのは理系出身の僕からしてもなんとなくさみしい。。。

 

 

日本でSTEM教育を普及させるためには

海外に比べて遅れをとっている日本のSTEM教育。しかもそもそもこれらの科目に人気がないという状態。そんな状態の中でどうやって普及させていくか。そのヒントとなる施策が以下の論文に書かれていました。

 

電気と磁気についての基本的な知識とそれが今日の社会においてどのように活用されているかを、教科書でより密接に関連付けて取り上げるなどして、科学技術者の育成を見据えた教育内容を取り入れるべきではないかと提案する。 

 

米国STEM教育では、日常社会に身近な例を深く掘り下げて、今日の科学技術に即した内容を勉強しているようですが、そのような身近な例を取り上げることで学生の興味喚起と実践知識の習得の両立に力を入れる必要があると思います。