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shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

海外の事例に見る学歴の重要性

アメリカやシンガポールなど、海外では大学に対する社会の評価が高く、日本に比べて学歴を重要視する傾向が強いです。

アメリカの一流企業に就職するには、最低でも修士号を持っていないと相手にされない。博士号があってやっと土台に乗ると言われます。なぜ学位の高さを重要視するかと言うと、学位の高さで未知の領域を解明する訓練を受けているかどうかが分かるからです。

 

どういうことかと言うと、大学教育が高校までのそれと決定的に違うのは、未解明の事象を解明するプロセスを学ぶことです。学生自身がテーマを設定し、それを解明していく。学位が高くなればなるほど、より難解な事象を解明していくことになりますが、海外ではその能力が社会で活きると判断されているのです。

 

大学に意味はないという意見がそこかしこから聞こえてくる日本社会では考えられないことかもしれません。博士号を持っていると逆に企業から敬遠されるぐらいですから。

 

でも、海外では日本と真逆なのです。

 

実はこの能力が、イノベーションを起こす源泉だと考えています。まだ見ぬ社会のニーズを捉えサービス化していく一連のプロセスは、大学教育の中で疑似的に学ぶことができる。

 

この能力を鍛えた人間が集まる組織がイノベーションを生み出すのではないかと。

 

日本企業はポテンシャル採用という名で学業に対する評価はほとんどせずに学生を採用しますが、その在り方も見直すべきだとつくづく感じます。