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shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

ゼミ(研究室)に対する「攻めの採用手法」で必要な3つのポイント~学生の興味を惹きつけ、不安を取り除く方法~

採用

こんばんは。shinround(@shinround)です。

 

こういう仕事をしていると、ゼミ(研究室)に所属する学生に対して、企業説明会のコーディネートをする機会があります。

 

そのような場で説明会を開くと、その日登壇した企業にとても興味を持ち、就職したいと考える学生がたくさん出る場合があります。そうかと思えば、目の前の企業に全く興味を持たずに終わる場合もあります。

 

この違いはどこにあるのでしょうか。

 

 

まず、登壇する企業が理解しなければならないことは、目の前にいる学生は、そもそも御社に興味を持って集まっているわけではないということです。

 

例えばナビサイトや合同説明会などで集客した学生に対して実施する一般的な会社説明会では、学生はどんなに小さい理由であれ、その企業に興味を持っているから説明を聞きに行きます。

 

一方、ゼミ(研究室)に企業自ら出向く場合、ほとんどの学生が目の前の企業に興味を持っていません。

 

企業側はゼミ(研究室)に所属する学生に興味を持っているからわざわざ出向くわけですが、学生は興味を持っていない。そんな場合にどうやって学生の心を自社に惹きつけるかが、とても重要になります。この惹きつけ方のうまさが冒頭で述べた違いの要因です。

 

では、どのような説明の方法がいいかというと、ポイントは3つです。

 

  • 自社の事業内容にマッチしたゼミ(研究室)を選択する

まずは適切なゼミ(研究室)を選ぶということです。そして、そのゼミ(研究室)ではどのような研究をしているのか。先生の専門分野は何なのか。これを徹底的に調べる必要があります。僕が紹介する場合は僕自身がその情報を持ち合わせているので企業側に伝えれば済む話なのですが、通常はそこまで分かりません。分からないのですが、何とかして調べる必要があります。

 

  • 学んだ内容が自社及び自社が所属する業界でどのように活かされるのかを説明する

完全に学生目線になり切り、「今あなたたちが学んでいる内容はうちの会社、あるいはうちの業界ではこのように役に立ちますよ」という話をすることにより、学生に将来をイメージさせることが極めて重要です。間違っても自社のPRばかりしてはいけません。これをしてしまうと、一気に学生の興味はなくなってしまいます。

営業職の人は分かると思いますが、自社商品のPRばかりしてもお客様は商品を買ってくれません。お客様が求めるのは課題を解決してくれる商品ですよね。それと同じように、学生の課題(不安)を取り除く必要があるのです。学生のためになる話をしてあげてください。

学生の課題は何か。それは自分が何を目指せばいいのか分からないということです。自分の興味は何なのか。どの企業を選べばいいのか。それを明確に分かっている学生はほとんどいません。

それを気づかせてあげましょう。学生は、何らかの興味があるから今所属する学部・学科・ゼミ(研究室)に入り、自分で研究テーマを決めたわけです。そこで学んだ内容が目の前の会社及びその業界で活きるということを知れば、一気に興味を持ち始めます。学生は目の前の会社を目指す理由が欲しいのです。

 

  • 自社のビジョンを語る

最後に、自社が目指すビジョンを教えてあげましょう。その業界が将来どのように発展していくのか、解決できる社会問題は何なのか。その中で自社の立ち位置はどこにあるのか。そのような話をしてあげることで、将来像をイメージさせましょう。

 

 

僕の経験上、この3ステップを踏んで説明すると、ほとんどの学生がその会社に興味を持ちます。どんなに小さな会社でも。騙されたと思ってやってみてください。

 

受け身の採用の時代は終わりを迎えつつあります。大卒を採用する以上、「コミュニケーション能力」「まじめ」「素直」のような指標だけでなく、学生の専門知識に目を向け、学生に興味を持たせてあげることが必要なのです。