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shinroundのキャリアノート

~大学の知を社会へ~

「大学に行く意味はあるのか?」(学位編)

大学

こんばんは。shinround(@shinround)です。今夜は横浜関内から。この辺、火事で物凄いことになっています。消防車が至る所に溢れ返っているのですが、サイレンが鳴っていないところを見ると、もう鎮火したのかな?よかったよかった。

 さて、今日は誰もが一度は思うであろう疑問について考えてみます。ずばり、「大学に行く意味はあるのか?」です。

 

この問いに対しては、色んな所で色んな意見が聞かれますよね。そして「行く意味はある派」の人と「行く意味なんてないよ派」の人それぞれの意見をよく見ます。

 

一方がブログで「大学に行く意味なんてないよ」と語れば、そのコメント欄に反対意見が投稿され、その逆もしかり。

 

ここで一つ気になることがあるんです。それは、「お互いの論点が違うんじゃないか?」ということ。話が嚙み合わないんです。

 

つまり、行く意味があると言っている人は、「世の中意味のないことなんてないよ」という前提の元、大学に行く意味を述べている。行く意味なんてないよという人は、「授業料の対価を得ることなんてできない」という立場で意見を述べている。

 

行く意味がないと言っている人は、なにも行く意味がゼロだとは言っていなくて、費用対効果の問題で、「そりゃぁ世の中意味のないことなんてないだろうけど、何百万もかけて行くほどのところではないよね。」ということを述べているんです。

 

じゃあ費用対効果ってのはどういうことかというと、「四年間という時間的コストと何百万という金銭的コストを支払ってしか得られないことを獲得することができたか?」ということです。

 

それらを支払ってしか得られないことってなんだと思います?僕は2つあると思っていて、ひとつは「学位」です。

 

「学位」の費用対効果を測るには、授業料と偏差値が指標です。となると、授業料が安くて偏差値が高い方がいいので、必然的に一番費用対効果が高いのは、日本においては「東京大学」ということになります。その他は、東大に比べると相対的に価値の低い学位となってしまいます。

 

効果的な学位が何なのかというと、ここでは一般論に合わせるために、就職に強いかどうかということで考えてみます。現状、ほとんどの学生はより良い会社に就職するために大学に行きますからね。

 

就職に強い学位というのは、より会社を選べる学位ですから、やはり東大ではないかと思います。その他の大学は、東大と同じ授業料もしくは東大より高い授業料を支払って得られる学位ですが、東大ほど就職に強い訳ではないので、相対的に価値は低いということになります。

 

別にその他の大学が価値がないと言っているわけではなくて、相対的な話です。例えば公務員試験など「大卒」が受験資格の場合、合格すれば立派な価値のある学位ということになりますからね。

 

「学位」の他に大学でしか得られないことは、「授業」です。(今はMOOCなどオンラインで誰でも講義を見ることができますが、まだまだ講義の価値は高いです。)

 

残念ながら、授業の価値をどう評価するかというところが大学内部でも外部でも指標が不完全なので、理系など一部の「仕事と直結する学部」しか正当に評価されていない現状がありますが、この評価を整えることが大学に行く意味を持たせる重要な取り組みだと思っています。

 

これについては次の機会に考えてみたいと思います。